【導入事例】Sevenseeds株式会社様が自家消費型太陽光発電設備を導入|埼玉県飯能市
更新日:2024年5月21日
東京都練馬区に本社を構えるSevenseeds株式会社様。
恒温槽・環境試験装置の輸入販売・保守・点検・整備・校正、環境試験の受託試験、中古計測器等の販売などを行っています。
恒温槽・環境試験装置とは?
参照:キーエンス「環境試験機について」
地球や宇宙のさまざまな気象環境条件(温度・湿度など)を人工的に作り出し、その中で材料に起こる変化を測定する試験機。
温度・湿度以外に気候や腐食に対する試験機能を持つ試験機もある。なかでも、温度や湿度を変化させることのできる試験装置は「恒温槽」「恒湿槽」と呼ばれる。
同社が取り扱うTHERMOTRON製の環境試験装置は、全米でナンバー1のシェアを誇り、航空機産業、電子機器産業および自動車産業において高く評価されています。
この度、Sevenseeds株式会社様は埼玉県飯能市にある技術センターにて自家消費型太陽光発電システムを導入。2024年2月より発電がスタートしました。
導入した自家消費型太陽光発電システム
実際のご導入内容(システム容量)
・太陽光パネル:37.35kW(415W×90枚)
・システム容量:38.25kW(33.3kW+4.95kW)
・蓄電池容量:5kWh
今回Sevenseeds株式会社様は、自家消費型太陽光発電システムと同時に蓄電池システムも導入されています。
ご提案・設計する上で特に大事にしたポイント
弊社の営業担当は、技術センターでは365日電気を使用する可能性があるとお伺いし、なるべく多くのパネルが設置できるように設計させていただきました。
昼間に発電が行われる太陽光発電の性質上、日中に発電したエネルギーを日中に直接消費できる施設が効率的にシステムを活用できます。そのため、土日祝日に全く稼働しない工場よりも、365日電気を使用する建物や施設と、太陽光発電の相性は比較的良くなります。
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また、昨今では太陽光発電システムに併せて蓄電池を導入することが、補助金の採択要件に含まれることも多くなっています。
Sevenseeds株式会社様においても、当初は太陽光発電システムのみのご提案・ご検討でしたが、蓄電池も同時に設置することで、補助金を活用することもできました。蓄電池の導入により仮に発電量が電気使用量を上回った際も、電気を貯めておき、夜間や雨天時に使用することも可能となりました。
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施工において特に重視したポイント
当たり前ですが、弊社が自家消費型太陽光発電システムを導入させていただく建物や屋根の形状は毎回異なります。また、敷地内における建物の配置をはじめ、様々な要因が施工の際の障壁となるケースもあります。
施工管理責任者:PCSや蓄電池などを設置する際には、大きい音の出る金属の加工が必要となります。今回は、機器設置場所がお客様事務所の横であった為、お客様の業務の妨げとならないよう、場所を移動して実施するなど注意しました。
PCS
引用:一般社団法人 日本電機工業会
Power Conditioning System の略で太陽電池、燃料電池、ガスエンジン等の発電
電力を系統電力に変換する機能を備えた装置。パワーコンディショナー。
最後に
Sevenseeds株式会社様は、米・THERMOTRON社の日本における総代理店として認定されており、国内での同社製品のメンテナンスサービスを一手に担っていらっしゃいます。
また社員全員が技術者ということで、航空機産業をはじめ、日本において極めて重要な各製造業を支えている同社に、自家消費型太陽光発電設備を導入して頂けたことを非常に嬉しく思います。
恒電社では、環境に配慮した持続可能な社会実現に向けた取り組みや脱炭素についての記事も掲載しております。ご興味ある方は、是非ご一読いただければ幸いです。
導入事例
様々な自家消費型太陽光発電システムの導入事例もご紹介しております。
是非ご覧ください。
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